アイシング

2022年12月31日 09:23

今年も残すところ大晦日のみです

例年以上に多いのが転倒などの外傷です

当院では炎症を抑える機器と身体を冷やす機器を用いており、大抵の問題はその場で劇的に改善します

ただ、当院も新年6日からとなり、お正月中の怪我には気を付けていただきたいところであります

まず、ぶつけた捻ったのような症状の場合

炎症の5 徴候

発赤、熱感、腫脹、疼痛、機能障害

が起こる事が多くあります

このような徴候が出ている場合、まずはアイシングを行ってもらう事が大事になります

https://news.yahoo.co.jp/articles/82dfddbdcba5f6ccb086e52e5e124fa4d8fcecfb

このような記事もありますが、惑わされないでください

この記事にあるような投手へのアイシング理論と、外傷へのアイシング理論はまた別です

投手の場合、一昔前は投球後は

肩を冷やす

という事が定説になっていましたが、その根拠も曖昧なモノでした

筋肉疲労に対してアイシングがどれほど効果があるのかは正直、エビデンスはないと思われます

これが300球投げた後で、肩全体が炎症を起こしているならばこれはアイシングが必要でしょう

投手の場合、登板後に炎症を起こしている場合というのは多くなく、むしろ、炎症が起こる時点で本来は投げられない状況だった可能性は高く、プロの世界ではなかなか考えられない状況です→高校野球は別です

上記記事では大勢投手や佐々木朗希投手がアイシングを否定しているように思われがちですが、実際は炎症が起こってないのにアイシングは意味がないと言っているだけであり、アイシングが効果が無いと言っている訳ではありません

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