テレビや雑誌などで
姿勢が悪いと身体に悪い
と言われますが、この姿勢が悪いと何が悪いのかご存知でしょうか?
実は、私達、人間の姿勢は地球の重力と大きく関係しているのです
普段の生活の中で意識することはあまり無いと思いますが、私たち人間は常に重力に引っ張られながら生きています。
二本足で立っている人間の身体は4本足の動物に比べて、頭が重力の影響を強く受ける事を避けられないんです
そこで、重力の負担を分散するスプリングの役目を果たし、頭と股関節のバランスをとっているのが、背骨のS字カーブです。
しかし、重力に対して、どういう風に立ったり、座ったりしているかによって、身体が受ける重力の大きさは大きく変わってきます。
人間の身体にとって
正しい姿勢
とは、重力に最も逆らわない状態のことです。
つまり、それは身体にとっていちばん負担が少ない状態です
逆に姿勢が悪いと、常に重力に抵抗していることになるので、身体のどこかに負担がかかり、様々な部位で支障が生じやすくなってしまいます
腰痛の場合、例えば、重心が身体の前にいっている人は、腰や背中が受ける重力の負担が大きくなり、腰部の症状が出やすくなってしまいます
当院の治療は、様々な手技を用いて、この負担を減らし、症状の改善をしていきます