コレは、潜在意識の話の続きなのですが
めっちゃ落ち込んだ人の相談に乗っていて
その方ににかける言葉として
気にするなよ!元気出せって!そんなの大した問題じゃないって!
ってな感じのシチュエーション
そして
諦めるな!
って言葉
当人は励ましのつもりなのですが
この2つの言葉って、自分もやりがちだから強くは言えないのだけど、かなり一方通行ですよね
本人にとっては気にすることだったり、やっぱり何故か続けられない事だったりする訳です
そういう人を前に、こちらの感情を一方的にぶつけてもアウトなんです
で、この続けられないだったり、気にしてしまったりする出来事
ある人には大した事ない事象でも、当人には非常に難しかったりする訳です
この難しさを作っているのが潜在意識です
例えば
ある事を続けられない
と言う子が保育園や幼稚園、小学校で居たとします
一昔前の先生は
気合いダァー!とか言ってたのかも知れません
今は寄り添う事は有るとは思うのですけど、寄り添った所で本質的な問題の解決には程遠いと思うんですね
何故なら、それは過去の出来事による行動の抑圧がかかるからです
何かをやり切る事なく物事を諦めてしまったときに
親から
お前はダメな子だ
と言われたとします
全く気にしない子も中には居るのかも知れませんが、そのような場合は例外として
やはり、子供ながらにその言葉をネガティブなものとして記憶します
この記憶が潜在意識として常に奥底で燻るわけです
で、ある時、似たようなシチュエーションを迎えた際
やはり、その子はその時のネガティブな
親から
お前はダメな子だ
と言われた記憶が呼び起こされ
自分はダメなんだ
と投げてしまう事になります
ある言葉や出来事に非常にナイーブになってしまう方も同様で
気にするな!
と言われても、その言葉により傷つけられた出来事や、例えばイジメなどの体験があり、誰かが、たまたま自分を無視をしたというようなシチュエーションでも、他の人からすれば
たまたまでしょ!ってなる出来事でも、凄く心配になってしまったりする訳です
全てがこのカタチに当て嵌まる訳ではありませんが、潜在意識とはこのようなモノです