最近、「帯状疱疹が出た」「皮膚は治まったけど神経痛が残っている」「病院では様子を見るしかないと言われた」といったご相談が増えてきています。
帯状疱疹は、ただの皮膚トラブルではありません。
神経・免疫・ストレス・自律神経と深く関係しており、現代人の生活習慣や心身の状態が大きく影響しています。
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◆ そもそも、帯状疱疹とは?
水ぼうそうのウイルスが、身体の奥の神経に潜伏していて、免疫力が低下したときに再活性化する病気です。
体の片側に、ピリピリした痛みと発疹が帯のように出るのが特徴で、顔や胸、背中に多く見られます。
皮膚症状が治まっても、「帯状疱疹後神経痛(PHN)」という慢性的な神経の痛みが続く方も少なくありません。
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◆ 当院の考える「本当の原因」
帯状疱疹は、単に「ウイルスが悪さをした」だけではありません。
・なぜそのタイミングで出たのか?
・なぜその場所に出たのか?
・なぜ治りにくいのか?
そこには、身体全体のバランスの崩れや神経の過緊張が潜んでいます。
たとえば、
• 過度なストレスで自律神経が乱れている
• 呼吸が浅く、内臓やリンパの流れが滞っている
• 姿勢や背骨の歪みで、神経の出口が圧迫されている
• 過去のトラウマや緊張が、脳の深部に影響している
こういった状態では、免疫力が落ち、帯状疱疹が起こりやすく、治りにくくなってしまうのです。
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◆ キュウ整骨院の施術ができること
当院は、単に「痛みを取る」「歪みを整える」という表面的な施術ではなく、
脳・内臓・神経・感情のつながりを重視したオステオパシーの技術をベースにしています。
▶ 主なアプローチは以下の通り:
● 自律神経のバランスを整える
特に交感神経が過剰に働いていると、免疫力は大きく低下します。
背骨や肋骨の調整、呼吸を深める施術で、身体のリズムを取り戻します。
● 内臓とリンパの流れを整える
腸の働きは免疫に直結しています。
横隔膜や腹部、腸間膜の緊張を緩め、身体の中から巡りを促します。
● 神経の出口(脊髄)をリリース
帯状疱疹が出た部位と関係の深い背骨や神経の圧迫を見つけ、そっと解放していきます。
「皮膚と神経はつながっている」という考え方から、神経レベルの根本調整を行います。
● 脳と情動(ストレス)のケア
慢性痛や再発には、脳のストレス記憶が関わっていることもあります。
頭蓋骨や硬膜、脳の深部(扁桃体・海馬)へのアプローチにより、心身の緊張を解放していきます。
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◆ まとめ:薬だけでは解決できない部分にこそ
もちろん、帯状疱疹が出たばかりの時期は医療的な処置が必要です。
しかし、その後に残る神経痛や繰り返す再発の不安には、薬だけでは届かない領域があります。
キュウ整骨院では、身体全体をひとつの「つながった生命体」として見る視点を大切にし、
患者さん一人ひとりの背景に寄り添った施術を行っています。
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「なぜこんなことが起きたのか?」に向き合う施術を
もしあなたやご家族が、帯状疱疹や神経痛でお悩みでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。
「神経の痛み」と「心の緊張」はつながっている
それが、当院のたどり着いた施術哲学です。