その肩こりの原因

2025年02月07日 08:25

肩こりの原因は「副神経」かも?

「肩こりがなかなか治らない」「マッサージに通ってもすぐに戻る」——そんなお悩みを抱える方は多いです

肩こりの原因といえば、姿勢の悪さ、ストレス、筋肉の緊張などが一般的に挙げられますが、実は「副神経」という神経が関係しているかもしれません。

副神経(ふくしんけい)は、首から肩の筋肉を支配しており、この神経にトラブルがあると肩こりが慢性化することがあります。

今回は、「肩こり×副神経」の関係について、専門的な視点も交えながら解説し、ケア方法も紹介します!

1. 副神経とは? 肩こりとの関係

まず、「副神経って何?」と思う人も多いかもしれません。

副神経は、脳から直接出ている12対の脳神経のうちのひとつで、**僧帽筋(そうぼうきん)と胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)**という2つの筋肉を支配しています。

副神経が支配する筋肉
• 僧帽筋(そうぼうきん):首の後ろから肩、背中の上部に広がる大きな筋肉。肩をすくめたり、肩甲骨を動かす働きを持つ。
• 胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん):首の側面にあり、頭を回したり、前に倒したりする動きをサポート。

この2つの筋肉は、日常生活でかなり酷使されているため、負担がかかりやすい部位です。

2. 副神経が原因で肩こりが起こる理由

では、なぜ副神経が肩こりと関係しているのでしょうか?

(1) 副神経が圧迫されると、肩の筋肉がこわばる

副神経は、首の奥を通るルートがあるため、ストレートネックや姿勢の悪さで圧迫されやすいといわれています。

圧迫されると、僧帽筋や胸鎖乳突筋の働きが乱れ、緊張しやすくなるため、肩こりが慢性化するのです。

(2) 副神経の異常で、肩の左右バランスが崩れる

副神経は左右の肩に伸びていますが、どちらか一方が過剰に働いてしまうと、肩の高さが違う、片方だけが異常にこるといった状態になります。

特に、片方の肩が上がりやすい人や、片側ばかりがこる人は、副神経が関与している可能性が高いです。

3. 副神経をケアする方法

では、副神経による肩こりを和らげるには、どうすればいいのでしょうか?

(1) 胸鎖乳突筋をストレッチして緩める

胸鎖乳突筋の緊張をほぐすことで、副神経の働きを正常にすることができます。

【胸鎖乳突筋ストレッチ】
1. 右側をストレッチする場合、左手で右鎖骨を軽く押さえる。
2. 顔を左に向けながら、ゆっくり天井を見上げる(首の側面が伸びる)。
3. そのまま10秒キープ。
4. 反対側も同様に行う。

(2) 僧帽筋をリラックスさせる

僧帽筋が過剰に緊張していると、副神経の流れが悪くなるため、リラックスさせることが大切です。

【肩すくめリリース】
1. 両肩を思い切りすくめる(5秒間キープ)。
2. 一気に脱力して肩をストンと落とす。
3. これを5回ほど繰り返す。

(3) 副神経の流れを整える「耳マッサージ」

副神経は耳の後ろあたりから始まるため、この部分を刺激すると流れが良くなります。

【耳の後ろほぐし】
1. 耳の後ろの骨(乳様突起)を中指で軽く押す。
2. 小さく円を描くように、30秒ほどほぐす。

これをすると、首・肩がスッキリしてくる感覚が得られやすいです。

4. こんな人は副神経ケアを試してみて!

「自分の肩こりは副神経が関係しているのかな?」と思ったら、次のチェックリストを試してみてください。

✅ 副神経による肩こりチェック

☑ 片方の肩ばかりがこる
☑ 首を横に倒すと突っ張る感じがする
☑ 肩の高さが左右で違う
☑ デスクワーク中に肩が上がっていることが多い
☑ マッサージをしてもすぐに戻る

このうち3つ以上当てはまる場合は、副神経が影響している可能性があるため、紹介したストレッチやケアを試してみてください!

5. まとめ

肩こりの原因は「筋肉」だけでなく、「神経の流れ」が関係していることもあります。

特に副神経は、首から肩の筋肉を支配しているため、この神経が圧迫されたり、働きが乱れると肩こりが改善しにくくなるのです。

副神経を整えるには、胸鎖乳突筋や僧帽筋を緩めることが大切。

「どんなにほぐしても肩こりが治らない…」という人は、ぜひ副神経ケアを取り入れてみてはいかがでしょうか?

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